工場・倉庫・店舗などで、太陽光で発電した電力を施設内で使いたい法人・事業者向けです。日中の負荷と発電の時間帯を照らし合わせ、太陽光単体と蓄電池併設を比較します。

自家消費型太陽光の設備・導入イメージ

条件に合わせた選び方

太陽光単体

向いている条件

日中の需要が多く、発電と消費の時間が重なる施設

先に確認すること

施設の電力使用データを、平日・休日ごとに発電見込みと照らし合わせます。発電する時間帯に施設内でどれだけ使えるかを見て、太陽光単体の容量を検討します。

蓄電池を併設

向いている条件

余剰が出る時間と電力を使いたい時間がずれる施設

先に確認すること

余剰が出る時間帯と量、蓄えた電力を使いたい時間帯を確認します。昼に余り、夕方などに使う電力がある場合は、蓄電池の出力・容量を比較します。

蓄電池を併設する場合の構成を見る

発電と施設の電力使用が重なる時間帯(模式図)
朝日中夕方余剰

緑の実線は発電、青の破線は施設の使用電力です。発電が使用を上回る時間帯に余剰が生じます。実際は、平日と休日の負荷データを使い、余剰電力を別の時間帯に使えるか確認します。

構成イメージと導入条件

機器と経路の構成例

構成・運転の切り替え

太陽光単体・逆潮流なし

発電電力を施設内で使用します。逆潮流なしの例では系統側への余剰送電を行わない構成を確認します。

経路の詳細を文字で見る
  • 発電(直流 DC) 太陽光パネル → 太陽光PCS
  • 施設内利用(交流 AC) 太陽光PCS → 施設配電盤 → 施設負荷
  • 不足時の買電(交流 AC) 電力系統 → 施設配電盤
  • 受電点計測(計測信号) 電力計/CT → 出力制御装置
  • 必要時の抑制指令(通信・制御) 出力制御装置 → 太陽光PCS
  • 直流 DC
  • 交流 AC
  • 計測信号
  • 通信・制御

余剰充電

施設内で使い切れない発電分を、充電可能な範囲で蓄えます。

経路の詳細を文字で見る
  • 発電(直流 DC) 太陽光パネル → 太陽光PCS
  • 自家消費(交流 AC) 太陽光PCS → 施設配電盤 → 施設負荷
  • 余剰を蓄電側へ(交流 AC) 施設配電盤 → 蓄電池PCS
  • 充電(直流 DC) 蓄電池PCS → 蓄電池
  • 受電点の計測(計測信号) 電力計/CT → EMS
  • 充電指令(通信・制御) EMS → 蓄電池PCS
  • 直流 DC
  • 交流 AC
  • 計測信号
  • 通信・制御

余剰売電あり

契約・連系条件が余剰売電に対応する場合の例です。

経路の詳細を文字で見る
  • 発電(直流 DC) 太陽光パネル → 太陽光PCS
  • 施設内利用(交流 AC) 太陽光PCS → 施設配電盤 → 施設負荷
  • 余剰を系統へ(交流 AC) 施設配電盤 → 連系点・計量 → 電力系統
  • 直流 DC
  • 交流 AC
あると役立つ資料
時間帯別負荷、単線結線図、屋根・駐車場の配置図
その資料で分かること
発電と負荷が重なる時間帯、余剰の活用方法、設備接続の候補を検討できます。

導入検討用の概念図です。接続・保護・計測・施工の仕様は設備条件と個別設計に応じて確認します。

施設の用途・電力使用時間帯・電力使用状況、屋根や敷地の条件、既設設備、導入時期を整理します。自家消費・ピーク対策・停電対策などの目的に合わせて検討します。

自家消費率・削減額・回収年数は設備と使用条件により異なります。負荷データ等を確認して個別に検討します。

太陽光カーポートとEV充電

駐車場の設備と電力の流れ

太陽光パネルを載せたカーポートと駐車・充電スペースの位置関係屋根の太陽光パネル充電スペース
駐車場の配置イメージ(充電器を併設する場合)
構成・運転の切り替え

太陽光のみ

駐車場の屋根で発電し、施設側の配電設備を通して電気を使う例です。

経路の詳細を文字で見る
  • カーポートで発電(直流 DC) 屋根の太陽光パネル → 太陽光PCS
  • 施設へ給電(交流 AC) 太陽光PCS → 施設配電盤 → 施設負荷
  • 直流 DC
  • 交流 AC

蓄電池を併設

余った発電電力を充電できる構成例です。

経路の詳細を文字で見る
  • カーポートで発電(直流 DC) 屋根の太陽光パネル → 太陽光PCS
  • 施設側で接続(交流 AC) 太陽光PCS → 施設配電盤 → 蓄電池PCS
  • 蓄電(直流 DC) 蓄電池PCS → 蓄電池
  • 充電指令(通信・制御) EMS → 蓄電池PCS
  • 直流 DC
  • 交流 AC
  • 通信・制御

EV充電を併設

充電器は施設配電側に接続する例です。発電不足時の供給や複数台の制御を確認します。

経路の詳細を文字で見る
  • カーポートで発電(直流 DC) 屋根の太陽光パネル → 太陽光PCS
  • 普通充電の給電例(交流 AC) 太陽光PCS → 施設配電盤 → 普通充電器 → 対応車両
  • 不足時の買電(交流 AC) 電力系統 → 施設配電盤
  • 対応構成の監視(通信・制御) 普通充電器 → 通信回線 → 充電管理システム
  • 直流 DC
  • 交流 AC
  • 通信・制御
あると役立つ資料
駐車場平面図、車両・歩行者動線、構造・基礎・排水条件、施設の電力使用
その資料で分かること
パネル配置、建屋への接続経路、蓄電・EV充電を併設する際の条件を整理できます。

導入検討用の概念図です。接続・保護・計測・施工の仕様は設備条件と個別設計に応じて確認します。

太陽光カーポートの構成を相談する

ご相談前のガイド

最初にお聞きすること

分かる範囲でお聞かせください。

  • 施設の用途と設置場所
  • 電気を多く使う時間帯
  • 導入目的と希望時期

あれば役立つ資料

電気料金明細、30分値などの負荷データ、屋根・敷地図、受電設備資料。明細は料金構造、負荷データは発電と需要が重なる時間帯の確認に役立ちます。

LUMINAXの支援範囲

LUMINAXが支援すること

日中負荷と発電の重なりを整理し、太陽光単体と蓄電池併設の構成・機器候補を比較します。仕様確認と調達・納期調整を支援します。

案件ごとに担当を確認すること

詳細設計、工事・据付、試運転、現地保守の担当は、メーカーや施工会社などを含め、案件ごとに確認します。 作業範囲・費用・保証窓口は、見積・契約で確認します。

ご相談後の流れ

  1. 条件を確認

    用途や既存設備について伺います。

  2. 構成・担当を整理

    必要な機器・仕様と関係者の役割を整理します。

  3. 次の進め方をご案内

    追加の確認事項や、調達・見積の進め方をご案内します。

型式・数量が未定でもご相談いただけます。正式見積をご希望の場合は、メーカー・型式・数量をご用意ください。

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